奇想天外。
意外と数ある「ハリポタ後のダニエル・ラドクリフ」の中で、名前がよく上がるので気になっていて。
あと予告もよく目にしていた。
スイス・アーミーナイフならぬ、スイス・アーミー"マン"。
死体を使ったサバイバル。
では、なかったのか…?
まず、全編通して想定外の下品さにびっくりした。気軽に人には勧められない。笑
2回目以降全然見る目が変わってしまうような、最初に抱いていたイメージとは180度異なる背筋が凍るラスト20分をどう言ったらいいんだろう?
面白いの?なかなかのホラーじゃない?
ていうか感情の置き場に困らない?
どうしたってハンクには共感できないものの、がっつり同情はしてしまうのでメニーのラストシーンでちょっと救われた。
メニーはちゃんとメニーでいてくれたね。
ほんと万能。
サバイバルシーンだけ切り取れば最高のDIY映画で、特に影絵映画館とバスから見える景色の再現が良かったです。
ビニ傘に寄りかかって見るあれね。
ダンスホールも。
ハンクの作り上げた世界はハンクに優しいけれど、現実世界はそうもいかなくて。
コンプレックスはよく人を殺すなーと思いました。