娘と二人で暮らしているアルコール依存症の元野球選手・カルヴィンと、スーパーで働く明るいダウン症の少年・プロデュースの話。
障害を持っている子は明るく屈託のない笑顔を見せてくれる子が多いけど、本作のプロデュースもそんな感じ。
スーパーに来るお客さんに元気に挨拶して、誰にでもハグしちゃう。笑
カルヴィンがスーパーに買い物に来た時プロデュースに出会い、最初は他のお客さんと話してハグまでするその姿に戸惑って避けようとすらするんだけど、なんとなくその明るさに惹かれて交流を持つようになり、自分を見つめ直したり娘との関係を改善したりしていく話。
プロデュースの明るさは羨ましくも感じるし、可愛らしいし、生活環境を知ると少しだけ切なくもなってしまう。
展開は上に書いたような感じなんだけど、ラストは初見の人なら誰でも「あっちなの?!」ってなるはず。
私も、一緒に観た母もそうだった。笑
お涙頂戴な話じゃないし明るくさらっと観られる映画だと思う。
2017年:68本目