ガブポッシブル

パワーレンジャーのガブポッシブルのレビュー・感想・評価

パワーレンジャー(2017年製作の映画)
4.4
良かった!
変身前の5人に重点を置いたスーパー戦隊も悪くない。
パワーレンジャーに選ばれた高校生5人は補習組に通わされる変わり者たち(不良ではない)。中でもブルーレンジャーに変身するビリーの描写に力が入っている。
ビリーは頭脳派だが、黒人、自閉症スペクト、そしていじめられっ子。そんな彼がパワーレンジャーのパワーを得ていじめっ子をやっつけるのは痛快だ(ただし、いじめっ子がビリーに頭突きをして自滅する。あくまでビリーは攻撃していない)。
脚本が『クロニクル』のマックス・ランディスなので、てっきりこのままビリーがパワーで暴走? かと思いきや、あくまで仲間たちのために尽くし通し、変身できるようになるきっかけを作ってくれる。
スタッフはビリーを通して、例えハンデを背負っていてもやれることはあり、誠実な生き方は友達を作れることを訴えたかったのではないだろうか。

それにしても本作の対象はどの層なんだろう? 高学年以上を狙うならキスとセックスとバイオレンスは入れるべき(すげー偏見)だし、子供向けならパワーレンジャーをもっと大活躍させるべきじゃないかな?
でも変身するのは開始90分後とかなり遅いながらも約20分間のバトルは圧巻だ。パワーレンジャーのアクション増し増しな第2弾をぜひ観てみたい。

吹替え版はジェイソン・スコット / レッドレンジャー(デイカー・モンゴメリー):勝地涼、キンバリー・ハート / ピンクレンジャー(ナオミ・スコット):広瀬アリス、ゾードン(ブライアン・クランストン):古田新太、アルファ5 (ビル・ヘイダー):山里亮太と有名芸能人が好演。イイ味を出している。とくに古田新太はプロ声優かと思った。
脇はプロ声優の鈴木達央、杉田智和、水樹奈々、沢城みゆきらがガッチリ固めている。