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パワーレンジャーのRのネタバレレビュー・内容・結末

パワーレンジャー(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2017年の「パワーレンジャー」の映画化作品。

監督は「プロジェクト・アルマナック」のディーン・イズラライト。

あらすじ

エンジェル・グローブ高校の補修クラスに通う高校生たちが、ある日鉱山で発見した不思議な5色のコインを手にしたことから、世界を滅ぼそうとするリタ・レパルサ(エリザベス・バンクス「ハンガーゲーム FINAL:レボリューション」)と正義のヒーロー「パワーレンジャー」となって戦うことになる。

ドラマ版は当然のごとく、観たことはないんだけど、「パワーレンジャー」の存在は知っていた。それとオリジナル版の戦隊モノは仕事柄見ていたので、海外資本の特撮レンジャーもののスケールがどんなもんか観たくて鑑賞。

話の展開としては、広い定義でいう「負け犬たちのワンスアゲインもの」というか。同じ補習クラスに通う落ちこぼれ生徒の5人がひょんなことから巡り会い、パワーコインを手にするって流れはスタンダードではあるんだけど、その中で黒人やアジア系がいたり、自閉症スペクトラムのキャラがいたり、LGBTのキャラがいたりと1人1人が多様性あるキャラとして描かれているのは、近年の潮流か。

後は、冒頭の車内撮影のカーチェイスシーン(俺も「ドライブ」を連想!!)だったりと特撮ものの枠組みを超えた演出も光っていて、なんか1つグレードの高いものを観ているような感覚があった。

宇多丸さんの評論だったり、他のフォロワーの方々のレビューを見るとジョン・ヒューズ監督の「ブレックファスト・クラブ」的アプローチが成されているらしいけど、そっちの感触は恥ずかしながら未見なもんで、比較は出来なかった。

ただ、思春期それぞれに悩みを抱えた若者が、日々のスクールライフと地球の命運をかけた戦いを天秤にかけながら、真のヒーローとして成長するって流れは、やっぱり見応えはあった…

ってのはわかるんだけども!!

やっぱり、どうしたってスーパーヒーロータイムが短過ぎる!!

いや、偶然か確信的かレンジャーものの放映時間30分に合わせたっていう擁護意見も分かるんだけど、やっぱりどっか前半の段階で、「モーフィン・タイム!」が観たかったなぁというのが正直なところ。

あと、ダイノゾードがメガゾードに変身するシーンは地下から舞い戻る演出も良かったけど、ちゃんとドッキングするシーンを入れて欲しかったとか、パワーレンジャーが初めて変身した後は「5人合わせて〜!!」からのカラフルな爆煙ドッカーンとかやって欲しかったなぁ。

日本版のお約束演出に浸りきっちゃってるからこそ、そういう細かい部分で乗り切れないところがあったのも事実。

それでも、全体的には非常に観やすくて、サクッと観れる作品なので、そういう意味では日本のレンジャーものに慣れてない人でも、いやそういう人にこそ1つのヒーローものとしておススメできる作品なんじゃないかな。

この調子で仮面ライダーも向こうで実写化されないかなー。Wならなお良し!!(ビルドでも可!!つか、ビルド最高!!)

あと、レッドレンジャーを務めたデイカー・モンゴメリー(「ベター・ウォッチ・アウト:クリスマスの侵略者」)はひと昔前なら、多分ザック・エフロンがやってそーだなと思った笑。