最初の30分くらい、びっくりするぐらいつまらなかった。
最終的にそれなりにまとまった。
上がるシーンまでが長く、そういうシーンが少ない。
伝えたいことはわかるが、どう考えても下手な気がする。
ブルーの方がチームの中心?
お飾りレッド疑惑。
全体的にブルーがキーマンだった。
また、ブルー関連のエピソードが良かったため、レッドは何なんだ?ってなった。まだある。レッドは自分の父親だけちゃっかり助けているのも心証良くない。
駄目な理由としては、5色の人間を学生で揃えようとしたら、『ブレックファスト・クラブ』になって、人物の掘り下げをいろいろやる必要が出てくる。
重い手になること。
その割には破壊力が無いからキツくなる。
あと、悪役がセクシーお姉さん1人なのはちょっとしんどい。
悪役が主役なんだよ。
ヒーローはヒーローにしてもらってるの。『ブレックファスト・クラブ』?LGBT?ハンディキャップ?
くだらん。
御輿は勝手に飾られとけばいいんだよ。
悪役が良くないと、そんなもの全てゴミ。
後半は凄く良かったんよね。
緑の悪役お姉さん。
それだけに、雑だったんだよな。
彼女こそが、主役で、主体的でなければならなかったと思う。
ヒーローはね、勝手に守っとけ。
この映画を観たら、そんな乱暴な気分になるんだよね。
緑のお姉さんは何がしたかったんだろ?
この映画は、うるさい客に向けた映画なんでね。厳しくなるのは仕方ない。
実力不足なんよ。