ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソン(アダム・ドライバー)は、日々の暇、「秘密のノート」で詩作に耽る。楽観的な妻ローラ(ゴルシフテ・ファラハニ)に対し、消極的なパターソンは「秘密のノート」を世に出すのを躊躇う。
平凡で極上なパターソンの7日間。
巷でキアヌ・リーブスに似てると言われているらしいアダム・ドライバー。両者ともスターでありながら、どこか素朴な雰囲気を漂わせている気がします。バス運転手の日常を描くこの映画にアダム・ドライバーは打って付けでした。
「こういう映画なんだよ。見てみて。」とあらすじを説明したところで見てもらえる自信がないです。言葉では表しにくいし、何でもないけど最高の映画です。
実はジム・ジャームッシュ監督作初鑑賞。
『ミステリー・トレイン』以来のジャームッシュ作品となった永瀬正敏さんの出演は、過去の仕事仲間を大切にするジャームッシュ監督の心意気を感じました。
余談ですが、2020年12月号映画特集「popeyemagazine」の表紙を『パターソン』の一コマが飾っていました!👏