祐吉

祐吉の感想・レビュー

パターソン(2016年製作の映画)
4.5
これまで疑似家族的なものだとか、孤独な人間を描いてきた
ジム・ジャームッシュ監督が、家庭を持った男の日常を描く。
そして日常の中にある発見や交流、あと盗み聞き(?)を通し、
主人公のパターソンが、“パターソン”という街が、そして映画
『パターソン』が詩を紡いでいる、とても美しい作品でした。
繰り返すようだけど、日常を描いている作品なだけに、
鑑賞中、あるいは直後に大きな衝撃があるわけではないの
だけれど…ジワッと来るのです。日に日に。
劇中、喪失感を抱えた主人公の前に天使のようにふらりと
現れる永瀬正敏が役得&素晴らしい!Uh huh!画面の構図が
思いっきり小津ってました。
そう、ジャームッシュ監督もヤラかしちゃったワンちゃん
動画を見て萌え狂ってるのかな?ちょっと親近感。
※カンヌ国際映画祭、パルム・ドッグ賞受賞。