Line
目覚ましもなく起きて妻にキスをして
シリアルを食べて仕事場へ行く
乗客の会話を聞きながらバスを運転して
仕事を終えて家に帰ると決まって傾いているポストの位置を直す
妻と食事をし犬の散歩の途中行きつけのバーでビールを飲む
パターソンに住むパターソンの話
ただ詩を書くのが好きで
詩を書く人が好きで
妻が好きで 日々を満足している
小さな出来事が少しずつスパイスとなって
名言や名シーンを生んでいく
双子との遭遇
詩人の少女
バスの故障
ロミオの自殺騒動
悲しい出来事
優しい妻
ノートをくれた旅人
「彼は自殺したかもしれない
あのオモチャの銃で」
「一人になりたいなら私が外へ行こうか?」
「君は魚になりたいかい?
その一行以外全部どうでもいいかのように」
何でもない日常は何かが必ず潜んでいるのだなあと思えた映画。
ただ睡眠不足でちょこちょこ寝そうだった。すまん!
犬の演技が神。