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パターソンのmのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
3.8
Line

目覚ましもなく起きて妻にキスをして
シリアルを食べて仕事場へ行く
乗客の会話を聞きながらバスを運転して
仕事を終えて家に帰ると決まって傾いているポストの位置を直す
妻と食事をし犬の散歩の途中行きつけのバーでビールを飲む

パターソンに住むパターソンの話
ただ詩を書くのが好きで
詩を書く人が好きで
妻が好きで 日々を満足している

小さな出来事が少しずつスパイスとなって
名言や名シーンを生んでいく

双子との遭遇
詩人の少女
バスの故障
ロミオの自殺騒動
悲しい出来事
優しい妻
ノートをくれた旅人

「彼は自殺したかもしれない
あのオモチャの銃で」

「一人になりたいなら私が外へ行こうか?」

「君は魚になりたいかい?
その一行以外全部どうでもいいかのように」

何でもない日常は何かが必ず潜んでいるのだなあと思えた映画。
ただ睡眠不足でちょこちょこ寝そうだった。すまん!

犬の演技が神。
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