Yurie

パターソンのYurieのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
4.0
正直点数をつけるのが難しいです。
うまく言えないけれど、きっと地球上に数えきれないくらい存在するであろう派手でない優しいしあわせを感じた。
しあわせな日常。ありきたりのようで、難しい。映画はどちらかといえばイレギュラーな人を描くと思う。パターソンは確かに詩的で絵になるけれど、パターソンという人物の日常であるには変わりない。






ここからは完全に私自身の話だけれど、私には映画しかない。映画が好きで好きで仕方ない。映画館に行けば幸せだって思える。
それ以外に大好きなのが、目に移るもの。特に光。電車に揺られてる時に光の加減だとか気温だとか空の色が気持ちに当てはまりすぎると魅入ってしまってバイトとか学校をばっくれてしまう。
そんな視点というか、景色の見方をパターソンから感じた。私がバスにのると見つめてしまう場所や、窓からの景色の見方が似ていて。嬉しいと同時に悲しかった。
だから点数をつけるのが難しいです。
映画としては見事だったと思う
Yurie

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