RENACINEMA

パターソンのRENACINEMAのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
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毎日繰り返される、ルーティンのような日々の中にも新しい出会いやハプニングは常にすぐそばにあって、それに目を向け、耳を傾けることで自分の内なる衝動と閃きに繋がる。サントラを聴きながらパンフレットを読んで、じっくりと噛みしめるようにパターソンの一週間を思い出す。なんて心地良くって素晴らしいんだろう。アダムドライバーが最高で、ますます好きになった。そしてこの映画に欠かせない存在、それはブルドッグのマーヴィン。元救助犬のネリーは昨年のカンヌでパルム・ドッグ賞を受賞したそう。彼女の演技がこの作品に華を添えているのは間違いない事実。うなり声、表情がいちいち堪らなくて愛おしい。

ジム・ジャームッシュの久しぶりの新作、劇場で観れて良かった。
余談ですが、パターソンが運転するバスに乗る学生二人、「見覚えあるなぁ...もしかして…」と思っていたのですがやはり、ウェス・アンダーソンの「ムーンライズ・キングダム」の二人でした。どうやらジャームッシュがウェス・アンダーソンの作品が好きでオファーしたみたいです。他にも、キャスティングの裏話を読んでみると奥が深くて、ジャームッシュの人柄が伝わってきますね。。