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パターソンのbarakachanのネタバレレビュー・内容・結末

パターソン(2016年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりのジャームッシュ。
この映画が一番好き。

平凡だけど、愛おしくてたまらない奥さんと、物に囲まれて、それらを大好きな詩に紡ぎあげる毎日。

バスの運転手さんで、乗客の日常を耳にしながら、時に少し微笑んで、バスを走らせるのも、なんだかいいな
そんな彼にも、バスがエンジントラブル起こしたり、毎日わんこと行くバーで恋愛沙汰にまきこまれたり、しまいには秘密のノートをわんこに破られたり
そんなドラマが降り掛かって、人生に彩りを加える。

秘密のノートを破られて、眠れない夜が明けた日、パターソンの滝の前の公園で風変わりな永瀬扮する日本人サラリーマンの言葉に、そして、また新しい詩を書き始めたパターソンの姿に涙が止まらなかった。

Sometimes an empty page presents the most possibilities.

ここ数年で一番心に響いた言葉かも
頑張ろう

6/7 アップリンク吉祥寺で

やっぱりいい映画。
前に観たときより、私の心が穏やかだったので、パターソンの幸福感を味わいながら観れた。
大切なお友達と一緒に観れたことも幸福感を増してくれた
前回は孤独の真っ只中だったからね。
頑張った、私。

幸せは毎日の生活にある。それを見逃さず、愛おしく、大切にして生きていきたい。
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