たっかん

パターソンのたっかんのネタバレレビュー・内容・結末

パターソン(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ音声入力かつちゃんと編集してないので見にくいです。

抑うつ状態の中で、自分にばかり意識が向いていた時期だったんだけど、ちょっと世界っていうもの、自分の外にあるものに対して興味を湧くことをさせてくれた。とにかく外側の世界をもうちょっと感じたいと思えるようになったのが良かった。映画館に入るまでは見える景色が違うというか、景色見てなかった気がする。映画館を出た後はなんとなくいつもと呼吸の仕方が違う気がしていつもの呼吸っていうかまあここ一二ヶ月の呼吸なんだけども、違った。よかったなぁって思った。外の世界を愛でることができたんだなぁって思った。

なんでそう思うことができたのかな、単純にとても優しさに溢れている映画だったし繰り返しの日々の中で、でも違うところがあって、毎日同じということはなくて、日々新しいものなんだよねー、二十四時間っていうのは一緒だけれどもね。日々を楽しんでいる。世界の中に存在している。大切な人とか、世界の人とコミュニケーションをとっているのが素敵だなって思えた。

いくつかいいとこあって、とても印象深いところとしては、最後日本人が出てくる所のとこが1つ。2つ目はラップ。僕としては真剣に世界を感じている世界っていうか、周りというか日々というかなんでしょうねぇやっぱり丁寧に感じたいっていう気持ちもあって、出てくる人達がラップの人とかも自分のなんスタジオだっけ、こここが俺のスタジオなんだって、すごいな今この瞬間を大事にお大事に自分ができていないぜひ、ていないってか、映画館に着くまで来ていないことだったから。気持ちが豊かになったというか凄い表現に思うことができたのが良かった、それが一番良かったな。今この瞬間を大事にって言うとちょっとズレるかもだけど、あじわいたい。呼吸したい。感じたい。さわりたい。話したい。描きたい。伝えたい。対話したい。


後はまーあのー単純にとても面白かったユーモアがあって、優しい感じがあって、イケメンだし奥さんめっちゃ美人だしと思ったし見えてよかった。ありがとうっていう風に思った。初めてこの監督の作品見たけれども自分にとってはとても好きと言える作品ですね良かった。ジム・ジャームッシュ監督素敵。パターソン大好きです私。

あと最近、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』っていう映画も少し前に観てて、マイブームに詩が来てるかも。