映画を好きになり始めた10代の頃からよく見ていたジャームッシュの最新作。
繰り返す毎日は同じようで少しずつ違う。
韻を踏むように日々のかけらが共鳴したり呼応し合っている。
その小さなささやきに耳を傾けるようにあたたかく心穏やかに生きるパターソンが素敵だ。
芸術は人と世界を繋ぐもの。
それなしでは世界はひどく味気ない。
あの真っ白なノートのシーンで、生きてるってやっぱり素晴らしいことなんだなと思い出させてくれた。
気になったのは、奥さんいい人なんだろうけどギター買わせたり強引なところもあって正直そこが少しノイズになった。
自分の奥さんが「私にプレゼント」とか言ったら普通にキレそう笑
僕はまだパターソンになれそうにない、修行が必要です。