ちゃこ

パターソンのちゃこのレビュー・感想・評価

パターソン(2016年製作の映画)
4.2
「何にも起きない、ただの日常を切り取っただけの映画」と聞いていたが、なにも起きないわけではなかった。代わり映えのない毎日に感じられるけど、小さな事件は起こるし、いつのまにか収束していたりする。私たちの日常も同じ。なにも起きないわけではない。

彼女の芸術性が素敵。二人揃って芸術家なんだね。インテリアが少しずつ変わっていく。モノトーン、うねうねの曲線や大きさの異なる円。パターソンの食べるシリアルやケーキまで円。彼女の芸術を食べるって、感性を取り込んでるようで、素敵ね。

言葉で、たった一言耳にするだけで、あるものが気になるようになってしまう。双子、滝、髪、愛。

アダム・ドライバーがドライバーしてる。大きな背中、大きな手。ボールペンが華奢に見える。

情熱を持って、心を込めて、感謝の気持ちを大切にして生きたい。(今年の目標)

「(翻訳された詩は、)レインコートを着てシャワーを浴びるようなもの」

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目覚し時計も携帯電話も無しに生きてる。
携帯のない時代を想像するのはできるが、目覚し時計のなかったときの生活を想像できない。人って、どうやって朝起きてたんだ?自然に起きられたのか?寝坊ですって言い訳は許されたのか?

次元のはなし。
「あるとき三次元を知る。例えば靴の箱のように。そしてまたあるとき四次元を知る。時間だ。」
時間、腕時計がぐるぐる進む表現が二、三度あった。映画「コメット」のエミー・ロッサムのセリフを思い出した。
「映画や音楽には、流れがあるから時間という制約がある。でも絵画にはない。(好きなように進んだり戻ったりできる。好きなときに作品に触れて考えられる。絵画の方が自由に楽しめる。)私は絵画が好きなの」

「ムーンライズ・キングダム」のウェス・アンダーソンは絵画のような映像を作る。パターソンは時間の流れに制約されることなく、好きに詩を書いてるように思えた。でも彼女、妻のラウラは一度だけ、歳をとることについて言及していたかも。

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アナーキストの話をする女の子と男の子、「ムーンライズ・キングダム」の主人公たちだ。他にも私の気がつかないキャスティングの面白さ、ありそう。

奥さん役の女優さんはイラン出身だそうな。なんて美しいひと!

ブルドックさんのしつけ、すごいなあ。指示にちゃんと従うワンちゃん、すごすぎる。

壁紙、かわいい。ブルーとイエロー。モノクロのインテリアのアクセントになってる。

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双子

ウィリアム・カーロ・ウィリアムズ

40分ごろの「今日はなにしたと?」は「思う?」が続くんだろうけど、私には博多弁にしか見えない、、

突然の日本人。日本人ってこんなイメージなのか。求められてる日本人のイメージを演じるのって、むしろ難しそう。

パタースン

品川市に住む品川さん。千葉県の千葉さん。

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TED TALK アダム・ドライバー
https://www.ted.com/talks/adam_driver_my_journey_from_marine_to_actor?language=ja

参考ページ
https://cinemore.jp/jp/erudition/69/article_87_p1.html