難しいことは分からないのだけど、と、ちょっと構えて見始めたけれど、難しいことではないのかもしれない。
なにが起こるのではないのに不思議と目が離せない、ニュージャージーのパターソンでバスドライバーをしている、詩人でもあるパターソンの1週間。
こんな映画なら撮れそう、ってくらい飄々と淡々としてるけど、多分、こんな風には撮れないんだろうな。
繰り返しのようでそうでない、パターソンの日常の静かに進む時間に、何とも言えない味わいがある。大げさなことはなにもないのに心の動きがわかるよう。
アダム・ドライバーの声が好き。この声でいつまでも詩を読んでいてほしい。
女の子の詩も素敵。
急に永瀬さんもご登場。この絵面に日本人ってどうかなと思ったけど、キーパーソン的扱いで嬉しかったし、東京じゃなく大阪ってところも良い♪
a-ha!
そうそう、曜日で区切られた作りがこの間見たセブン シスターズと同じで、全くジャンルが違うのに妙な既視感。