yaeko

パターソンのyaekoのネタバレレビュー・内容・結末

パターソン(2016年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます


毎日、同じように繰り返されているようにみえて、全く同じ日は2度と来ない。
単調にみえて、出会いがあり、ハプニングがあり、ショックを受ける日もあれば、生き甲斐を授けてくれる日もある。

日常は尊く、かけがえのないもの。
そんなことを、改めて思わされた。

それにしてもアダムドライバー(『沈黙』以来、こんなに早く目にするとは!)、とっても穏やかで優しい、できた旦那さん!
仕事でトラブルがあっても家に帰れば奥さん話ちゃんと聞いてあげて、褒めること、感謝を伝えることを忘れない。
こんなん、奥さん、幸せだなぁ。

奥さんも奥さんで奔放で自由過ぎる、なんて思ったけど、携帯の所有を強要しなかったり、“秘密のノート”を全部回収したり、ちゃんと旦那さんを愛してるんだなぁ、って伝わってきた。
芸術家気質で詩に対する共通の理解があるあたり、やっぱりこの2人は夫婦だなと思った。

でも、あの黒い円のカーテンとかおにぎりは、だめだった〜!!!思わず目を塞いだくらい苦手、、、(笑)

マーヴィン、椅子の上で寝る姿とっても可愛い!と思ってたのに、最後にあんな悪さ、、、彼はガレージから出られたのか、気になる(笑)

美しい自然やっぱり街並みをバックに、詠まれるおしゃれな詩(あまり理解はできなかったけど)に癒される。ただぼーっと観るのにオススメの一本。
明日からの日常をまた大切にしよう。
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