大切な人が隣にいる何もない日常が1番の幸せ。
普通の夫婦の1週間が丁寧に丁寧に描かれている。👫
ただの日常。
朝起きて、仕事に行き、夜も同じベッドで寝る。
一見毎日同じことの繰り返しだが、妻と話すことは毎日違うし、1日1個書く詩も毎日違う。📝
主人公のパターソンが本当に良い旦那で感動すらする。😂
彼は妻を本当に愛していて、彼女がすることに対して決して否定的な態度はとらないし、決して怒らず常に穏やか。
部屋の壁やカーテンを個性的な模様に変えても「いいね」
カップケーキを焼いたの!「いいね」
ろくに弾けもしないのに突然歌手を目指すと言って高額なギターをねだっても「いいね、応援するよ」
と嫌な顔一つしない。
妻はこういう人だという諦めも若干あるかもしれないが、パターソンは妻は自分にとって必要不可欠な人と語る。
妻も妻で自由奔放な性格ではあるが、旦那と旦那の生きがいでもある詩に対しては敬意を払い大切に想っている。
理想の夫婦像がそこにあって、ただ、ただ平和な時間が流れていてとても癒される映画でした。
アダム・ドライバーを毛嫌いしていたのですが、パターソンの彼は良すぎて、問題はカイロレンだったことに気付きました。
でも肩幅は一緒でした。