◾︎一言
「thank you for diner」
◾︎選んだ理由
なんとなく出てきたので
◾︎こんな人にオススメ
ゆったりとした映画が好きな人
◾︎感想
▪︎ストーリー
バスの運転手をし、詩を描くことを趣味とする主人公。
彼と、彼と共に暮らす妻の一週間の話。ただそれだけの話。
夕食を食べること
昨日の夢の話をすること
下手なギターを弾いて見せること
キスして二度寝をすること
通り過ぎたら思い出さないような些細な二人の毎日は、
詩を書き留めるように、断片的に覚えておきたい。
時々詩を読み返すように、その幸せに気付きたい。
白紙の上に、詩は生まれていく。
パターソンの、日常に耳を澄ませるような静かで繊細な感性が、じんわりと幸福な気持ちにさせてくれた。
そして彼の、言葉少ないながらも
そこにある優しい愛情がとても素敵だった。
ちょっとよく分からないままの二人だったけれど、
それでいい、それがいいと思った。
なんだか、最初の方にパターソンが妻に向けて言った
「ごちそうさま」が、なぜか妙に響いた。
こんな些細な日常をなんとなく想像できた私は、
きっと幸せな人間なんだろう。
月曜の朝を、少しだけ好きになる映画。
▪︎その他
主人公の空気感すごく良かったなぁ
◾︎この映画を観た人にオススメ
・ビフォアシリーズ
・Night on earthとかcoffee and cigarettsとか気になってて観れてない監督じゃないか。観よう。
◼︎おまけ
めちゃくちゃ久しぶりの更新になってしまった故また頑張ります。