パターソンのネタバレレビュー・内容・結末 - 3ページ目

なんだか不思議なテイストで、でも心に残る映画でした。
穏やかでルーティンのような日常を生きているかのようなパターソン、彼の心のうちが詩とともに綴られる。

ギターが初心者でも、詩を書くのに韻がうまく…

この映画を観る機会は実は前にも一度あった(いつかの田辺弁慶映画祭で招待作品の中にあったが、それ以降にTSUTAYAで借りたりもした)が、今まで観て来なかった。
多分、借りたあたりの時期は、おもんない…

最高にやさしかった。　

夜帰ってきた時の匂いがすきよ
どんな匂い？
あなたはうっすらとビールの匂い

って会話が最高すぎた。
奥さんも旦那さんもお互いに思いやりにあふれてて人間として尊敬しかなか…

レインコート着ながらシャワーを浴びるようなもんさの例えが好き。そのあとの魚。単純に言えば自分にとってはこの映画がレインコートのイメージになるのかも。自分のフィルターを通してこぼれ落ちるものを日々の中…

アダムドライバーの顔が個人的にずっと苦手で好きじゃなかったけど、演技が上手くて引き込まれたし、すごい好きになった！
平凡な日常だけど、過去はどんなに後悔しても取り戻せないからパターソンのこの生活がす…

アダムドライバーのハマり役感。

何か起きそうで起きない。でも何か起きたらまたいつも通りに戻る。

変化を求めない、受け付けない彼、どこかミステリアスな一面もあります。
でもことあるごとに彼は凪のよ…

一定のテンポで繰り返されて落ち着いて観れる映画って今時稀有だなと思う。優しくて才能あって、幸せなパターソンに、なにかしらちょっと不憫なことが頻発しても、過度にかわいそう...とはならず日々のちょっと…

パターソンという町に住む、パターソンという名のバス運転手の1週間。無表情で自分のことをあまり話さない彼が、実は色彩豊かな世界に生きていることに詩を通じて気付かされる。また、同じ事の繰り返しのように思…