パターソンの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

パターソン2016年製作の映画)

Paterson

上映日:2017年08月26日

製作国:

上映時間:118分

ジャンル:

3.9

あらすじ

「パターソン」に投稿された感想・評価

C

Cの感想・評価

4.0
映画を見終わった後、詩を読んだ後と同じ静寂がわたしに訪れた。分かろうとするほど難しく、観たまま感じたままがちょうどいいような映画でした。でもいつかもう一度みようと思う。
マーヴィンが無事で何より。
紫煙

紫煙の感想・評価

4.0
世界を愛する、ということが、どういうことかを伝える映画だったように思う。それはつまり、ジム・ジャームッシュが、どのように映画を愛しているかでもある。

恐ろしく肌の合う作品で、レンタルDVDを3回続けて観た。

繰り返される日常、過ぎゆく雑踏の輝き、会話の意味がリズムにとけていく様、主人公の内的な世界(言葉の力学)が、外的な世界の双子や名前のシンメトリーとなって投影される描写。

ナイトテーブルに置かれた写真が暗示する深い喪失(兵役?)と、妻へのどこか冷めたやさしさも味わい深い。

書きためた詩が、ワンちゃんによって破られるシーンもいい。それをきっかけに、喪失を慰めていた過去の綴(つづ)りが破られ、新たに世界を愛していく行為へと、主人公は踏み出すことになる。

とても静かに。

愛するということは、つまりは意志するということなんだろう。
Would you rather be a fish?
りん

りんの感想・評価

-
何も起こらない。日常の景色。
日常なんてそんなもんだよなぁと思ったり、でも似てるようで全く同じ日なんてないよね、とも思ったり。
女の子の詩が好きだった。あと愛犬が和む。
すぬぴ

すぬぴの感想・評価

4.0
永瀬さん?違和感しかない。
ジム・ジャームッシュという映画監督を知らない方は『ダウンバイロー』→『ナイトオンザプラネット』→『パターソン』の順に3つ観るといい。すると必ず他作品にも興味が湧き、それに触れた瞬間に、ジムジャームッシュという監督の存在が人生をとってもクールに楽しむための秘訣だと知るだろう。粗筋は他の方に任せて…大好き。
マロン

マロンの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

空気感・滝・音楽・ちょっと浮世離れした妻。ほんの少し「ツインピークス」の香りがするが展開は真逆で起こる事件も日常的な人間模様。本人以外にとっては静かな町での同じルーティンの毎日。何組もでてくる双子のループ感が摩訶不思議。

愛犬は毎晩パパとお散歩するのにあまり懐いてるように見えないしパターソンの方も溺愛してる様子でもなく淡々としておもしろい。
最後に愛犬がとんでもない愚行を働くがパターソンはどこまでも善人。

途方にくれるパターソンが風変わりな日本人に出会い、リセットできてよかった。新たなルーティンが始まる予感。

まったく情報を知らずに見たので永瀬正敏が突然出てきてびっくり。「ミステリートレイン」つながりか!
こういう「何も起こらない」映画をずっと観ていたい。

日常がとても素敵。
言葉の美しさはすごいけど、淡々と映像が進むので面白みに欠ける
犬の演技がすごい
アダムドライバーがイケメン
20181208#132

淡々とした日常で、誰が死ぬわけでもなく、映画としては特に大きな事件はおこりません。でも登場人物にとっては驚いたり失望したりとてもうまくいったりと、毎日ジェットコースターに乗っているような起伏があるんだなあ、と思いました。映画に出来るほどの。
Rick

Rickの感想・評価

4.1
白と黒で彩られた、ささやかでなんの変哲も無い日々を送る。毎日だいたい同じ時間に起き、妻に挨拶、出勤し、友人と話し、バスの乗客の会話に耳を澄まし、帰宅して、犬の散歩の途中でバーに寄る。
ドラマチックさとは縁遠い日常を送るのは、さながら詩を、そして言葉を少しずつ、少しずつ、紡いでいくということなのかもしれない。
散文的で、時折ふと韻を踏んでしまったり。たかが言葉、されど言葉。たかが日常、されど日常