パターソンの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

パターソン2016年製作の映画)

Paterson

上映日:2017年08月26日

製作国:

上映時間:118分

ジャンル:

3.9

あらすじ

「パターソン」に投稿された感想・評価

マロン

マロンの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

空気感・滝・音楽・ちょっと浮世離れした妻。ほんの少し「ツインピークス」の香りがするが展開は真逆で起こる事件も日常的な人間模様。本人以外にとっては静かな町での同じルーティンの毎日。何組もでてくる双子のループ感が摩訶不思議。

愛犬は毎晩パパとお散歩するのにあまり懐いてるように見えないしパターソンの方も溺愛してる様子でもなく淡々としておもしろい。
最後に愛犬がとんでもない愚行を働くがパターソンはどこまでも善人。

途方にくれるパターソンが風変わりな日本人に出会い、リセットできてよかった。新たなルーティンが始まる予感。

まったく情報を知らずに見たので永瀬正敏が突然出てきてびっくり。「ミステリートレイン」つながりか!
こういう「何も起こらない」映画をずっと観ていたい。

日常がとても素敵。
言葉の美しさはすごいけど、淡々と映像が進むので面白みに欠ける
犬の演技がすごい
アダムドライバーがイケメン
20181208#132

淡々とした日常で、誰が死ぬわけでもなく、映画としては特に大きな事件はおこりません。でも登場人物にとっては驚いたり失望したりとてもうまくいったりと、毎日ジェットコースターに乗っているような起伏があるんだなあ、と思いました。映画に出来るほどの。
Rick

Rickの感想・評価

4.1
白と黒で彩られた、ささやかでなんの変哲も無い日々を送る。毎日だいたい同じ時間に起き、妻に挨拶、出勤し、友人と話し、バスの乗客の会話に耳を澄まし、帰宅して、犬の散歩の途中でバーに寄る。
ドラマチックさとは縁遠い日常を送るのは、さながら詩を、そして言葉を少しずつ、少しずつ、紡いでいくということなのかもしれない。
散文的で、時折ふと韻を踏んでしまったり。たかが言葉、されど言葉。たかが日常、されど日常
o

oの感想・評価

3.9
良い意味で平穏な映画。同じ"ような"日々を過ごす主人公。
何も起きなさ加減が他に類を見ない。

自分もパターソンのような生活する詩人として意識的に、日常に敏感に生きたい。

大ハマりはしなかったけど、大事な作品だと思う。
真弓

真弓の感想・評価

3.7
とても緩やかな映画。
バスの運転手のパターソンは、同じよな毎日を送る。

詩を執筆することが趣味のパターソンと、多趣味は妻。
お互いが、お互いを理解し支えていく日常。
静かで穏やかな日々なのだが、ふとした小さな出来事が心の穏やかさを奪う。

同じような毎日で、普通の映画だったら取り上げるようなことはない日常。
しかし、同じ毎日ではなく「毎日が新しい日」だと、1週間を通して徐々に伝わってくる。



1つ、これだけは言える。
映画好き以外とは観ないほうがいい。笑
繰り返す日常に美しさを感じて生きていきたい。こういう人生おくりたい
たなか

たなかの感想・評価

4.1
無意識にこういう生活を求めているのかもしれない
DSPEC

DSPECの感想・評価

4.3
序盤から常にこの幸せそうなカップルに何か不幸が起こりそうな雰囲気を醸し出す。

既存の映画を観慣れたせいだろう。想像力を駆使して自分勝手なストーリーを組み立て、完全に身構えながらの鑑賞。

パターソンはこの単調な生活で徐々に壊れて行くじゃないか、奥さんは既に壊れているじゃないか、いつ何処でワンコが盗まれるのか、伏線っぽい描写が多々見受けられるが、終盤になってやっとこの映画の本質に気づく。

映画とは何か異変や混乱が起こるものと勝手に思い込み、予備知識無しで観た分ストーリーの展開が読めず、逆に極上のサスペンスを観せられた気分。

特に山場がある訳でもなく、何かを達成する訳でもないし、何かに勝利する訳でも無いのに、気がつけばこの映画に魅了されていた。何も起こらないが観客を退屈させる事なく幸せな気分にさせる。映画の持つ概念が覆された作品。


パターソンは今の満ち足りた生活に充分に満足していて決して変化を望まない。スマホは変化の象徴…