MatsuwoYuka

ジェイソン・ボーンのMatsuwoYukaのレビュー・感想・評価

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
3.9

ボーンおかえり!!

暴動シーンから始まる追跡劇。
その圧倒的なリアリティに、
序盤から手に汗握る感じが、
待ち望んでたジェイソンボーンの始まりでした。

前作から10年経って、
CIAの追跡もだいぶ変わってていることや、ボーンもちゃんと歳をとっていることが、すんなりと入れた要因かもしれません。

この監督の描く一つ一つの場面が、ほんとにリアル。人間の心理描写がとても鮮明で、その間をすり抜けて行くジェイソンボーンという人間を、気づけば全力で追いかけている、そんな映画です。

この映画のアクションもさることながら、骨太な人間ドラマが好きで、矛盾を一つも感じさせないことが、細部までこだわってある何よりの証拠だと思います。

マットデイモンのボーンがずっと見たかった!この人の目の動き、体の使い方、何を見てもボーンでした。
制作チームみんながもう一度これが見たかったんじゃないかと思うくらい、とっても熱いものがありました。