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ジェイソン・ボーンのkiritoのレビュー・感想・評価

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)
2.7
【アイアンハンド】

ジェイソンボーン最新作。
と言っても、どうしてもあの3作品で終わりではよかったのでは?という蛇足感に苛まれる作品だった。

1番高まるのはエンディングってのは映画としてどうなの?

この世界には裏で動いてる隠れた計画が多すぎる。
さらには指揮官を女性にしがち(女性の管理職を否定してるのではなく、ヒロイン的な扱いになっちゃって協力関係になるのでは?みたいな展開が読めちゃうので、そこが問題)

マッドデイモン。単純に歳食った。
アクションシーンもあるし、カーチェイスのシーンも見応えはあるのだが、昔の作品と比べるとキレが落ちた。
あと、他作品で優秀なものが増えていて、ちょっとやそっとでは感動しなくなってるという視聴者側の問題もありそうだが。


無理に看板にしがみつかなくても、良い気がするが、まあ大人の事情で仕方ないのだろうと製作の裏のことを考えしまう一作。
しかし、このせいでボーンシリーズ自体の評価が落ちてしまわないか心配でならない。

スパイ映画好きからすると腑に落ちない作品。

2018.12.20
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