wowowにて鑑賞。
ギーガーを知ったのはもちろん『エイリアン』シリーズからだけど、ただエイリアンをデザインした人って以上の何か“ただならぬもの”を感じてはいた。
だけどまだこの人の生み出すし、見ている世界観までは理解できない未熟な自分だったからこそ、それ以上踏み込めずにいた。
そして何十年も経って本作品に出会い、彼の見ていた世界、住んでいた世界、伝えたかったことなどを「彼の死後」に皮肉ながら理解出来てしまった🔄
彼ほど人生を好きに生きてこれた人も珍しいだろう。かと言って贅沢してきた訳では無い。人並みに恋に苦しんだりもしてる。
ただ素直に『与えられたギフト=才能』に実直に裏切らずにそれに則って生きてきたギーガー。
これも貫きの信念だし、自らの直感に生きる素晴らしいスピリチュアリティズムだと感銘を受けた✨
死を恐れない者はいないし、未知の世界だからこそネガティブに受け取っている人は多いだろう。しかしながら私たちは『死ぬ為に生きている』これはどんな人間にも平等に与えられている条件だ。
「ギーガーを反面教師にしろ」と作中にあったが、反面教師?にならない、むしろそのまま手本で良いと思った。
生きることは『自分の世界をクリエイトすること』なので、それがパワフルな程、人々に影響を及ぼし、魅了する。そこが何かにとっては反面教師にはなるかもだろう。
(多分作中のあれはギーガーの片付け下手なところを反面教師としてるのだろうけどね☺️)
ギーガーの作品はエロスやグロテスク、闇の主観が強いから誤解されるのは分かる。でもそれはマジョリティ=普通はという感覚からズレてしまうからだろう。
ギーガーや他のアーティストは常にマイノリティーであり、マルチバースの1つなのだと私は理解している。
とにかく素晴らしい作品、伝記だった。
ギーガーの生き様、なかなかああは生きれない🤷♀️恵まれた人だ👍うらやましい。
苦しみの中に宝がある。
この世は闇であり、光は自らが発信し照らしてる世界にしか届いてない。。。
長くなるのでこの辺で🤗