最も自分が観ない種類の映画だったのに、意外にも前作が面白かったので続編も観ました。今回は新宿から横浜へ進出しようとする主人公がいる会社のバーストが、横浜を根城にするウィザードという会社との全面戦争となる展開。前作との違いはヤクザさんが大きな力をもって出てくる事と、薬物や拳銃などまで出てきて、「水商売スカウト」の話から更に大きな展開(脱線？)になる。横浜側で出てくる浅野忠信さんがメチャクチャ格好良いです。綾野剛さんの演技も素晴らしかったです。薬物が絡むストーリーに伊勢谷友介さんは今観ると、何故作品内で薬物中毒の人が酷い状態になるのを描いているのに、自分は手を出したのか...。薬物に手を出したのは駄目ですが、前作同様に独特の存在感で格好良かったです。細かなツッコミどころとしては、顔面をボコボコにされて原型がわからない程のシーンの次には絆創膏をオデコに貼るくらいに治っている事が多かった事。見せ場であるボコボコにされるシーンと主人公の顔がいつまでも原型をとどめない顔で進行するのは相容れないのはわかりますが、何もボコボコにされるシーンのすぐ次のシーンで綺麗な顔に戻さなくても...。最後に本作の格闘シーンはかなり良いです！観ていて痛さが伝わってくる迫力がありました！
