山田孝之と言うファンダジスタ役者に救われた1作目、彼を殺してからのその続編。
キャスト多過ぎ、長尺な上に敵対勢力と散々殴りあったあと「実は前から認めているのさ」的な顛末が多過ぎて結局誰と戦っているのか混乱してしまいますね。怪我回復早過ぎ、内装工事遅過ぎもなかなか見落とせないツッコミどころですね。
役者はキチンと仕事しているのですがなんでこんなにフワフワした内容になってしまったのでしょうか？はるか昔に原作を連載中に読んでましたが、タツヒコはストーリーテラー的役回りで夜の街が主人公って感じの漫画だった様な記憶があります。そこに人気俳優はミスキャストだったのと園監督の映画作りを理解していない制作会社の残念な結果ですね。
制作会社さん、原作なし、監督/脚本 園子温で自由にやらせてあげてください。予算1/10で問題作品キッチリ作る能力ある監督です。私はそういう作品ができたら劇場に観に行きます。でなければ「園子温はDVDでいいや」監督枠です。
