Maiko

MARS ただ、君を愛してるのMaikoのレビュー・感想・評価

MARS ただ、君を愛してる(2016年製作の映画)
3.4
「甘い恋愛なんて、くだらない」

藤ヶ谷太輔と窪田正孝目当てで観ました(笑)
惣領冬実の同名コミックを実写化したテレビドラマの劇場版です。

学園の人気者でありながら、凶暴性を秘める高校生・零は、クラスメイトで他人に心を閉ざす孤独なキラと運命的に出会います。互いに心に傷を抱える二人は次第に惹かれ合っていきます。ある日、二人が通う高校に零の中学時代の同級生・牧生が転校してきます。牧生は、零に特別な感情を抱いており、二人の仲を引き裂こうとします...衝撃的な展開で話題を呼んだラブストーリー。

正直、2時間ドラマで十分な内容の印象で、映画化する必要があったのかなって思いました(^^;)けれど、従来のラブストーリーとは一味違っており、引き込まれました。零・キラ・牧生の3人が繰り広げる恋は、純粋だけど残酷でした。お互いを強く想い合っている零とキラの関係性は素敵で胸がキュンとしました♡その一方で、牧生の零に抱く想いが狂気じみていて、背筋が凍りつきました。牧生を演じた窪田正孝の怪演は圧巻の一言!零とキラを演じた藤ヶ谷太輔と飯豊まりえが霞んでしまうほど本当に凄まじかったです。あの幸せな場面で終わるかと思いきや、その後の展開には言葉を失いました、、、

普通に面白かったです!テレビドラマ版を観てから本編を観た方がより楽しめると思います。私は途中までドラマ版を観てからの鑑賞だったので、もう一度最初から観てみようかな...(笑)
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