2016年11月5日公開。監督・脚本はペドロ・アドモルバル。
原作はアリス・マンローの短編集『Runaway』に収録されている3編。
ある女性が、12年前に突然姿を消した娘について語るお話。
ストーリーを全く知らずに観たら、その面白すぎる展開に引き込まれてしまった。ペドロ・アドモルバル監督にしては結構普通なドラマなのだが、それでもやっぱり異常な部分を感じる。
テンポもいいし演技もいいし、何より終始漂う不穏な空気がたまらない。 なんて悲しい物語なんだろう。
それぞれが感じてる絶望が胸にせまってきて、息が詰まった。
ラストの終わり方も好きでした。