すずき

アート・オブ・ウォーのすずきのレビュー・感想・評価

アート・オブ・ウォー(2000年製作の映画)
3.0
時は2000年、中国との貿易正常化に、多くの者の思惑が揺れ動くアメリカが舞台。
主人公ニール・ショーは、国連所属の秘密組織の工作員だが、彼の目の前で中国大使が暗殺され、しかも濡れ衣を着せられる。
黒幕は誰なのか、そしてその目的は?
追われる身となったショーだが、事件の目撃者である通訳のジュリアと協力し、事件の真相を探る…

ウェズリー・スナイプス主演のスパイアクションサスペンス。
「007」系のド派手ハチャメチャアクションかと思いきや、意外にストーリーは当時の社会情勢が反映されたマジメ系。
「ん?それどーゆー事??」みたいなシーンもあったけど、多分私の理解力が追いつかなかっただけだろう。
ウェズ公の映画はバカ映画、なんて勝手にレッテル張りしてただけに、悔しい!

しっかし、アクションシーンになるとやはり、ウェズリーのドヤ感あるアクション映画へと変貌する!
ウェズリーの鮮やかなキックは画面映えするね!
クライマックスにはマトリックスめいた、弾避けシーンも。
そんなアクションシーンがもっと沢山あれば良かったけど、全体的に抑えめだったのは残念だ。