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アナイアレイション -全滅領域-のCOAGILのレビュー・感想・評価

2.2
一応、SF映画なのだが、現代が舞台のSFミステリー作品

頭を空っぽにして ポカ〜ンと見ていると、一度見ただけでは何が何だかんだ分からなく終わってしまいますが〜

かと言って、よ〜く下調べしてから見てもつまらないし‥

とにかく集中して見なくてはいけないw

また見た人によって 謎 の捉え方が多少異なってくる可能性もあるので、真の解釈を求めるならば、きちんと原作を読んでから今作を見るに限るであろう‥

ただ個人的には、まぁ、面白いと言えば面白いが、何かつまらないと言えば つまらない作品なので、そこまでして見るのは嫌だ‥


後は、今作を見ていると、割と昔、何処かで見たような映画をいくつか思いだされるはずなのだが、思い出す映画も人によってバラツキがあるかと思われる‥

今作を見ていて自分が思い出したのは〜
まず全体的な雰囲気では「インダーステラー」っ感じかな‥

後は映画じゃないけど、"箱根彫刻の森美術館"
を思い出す他に、
やっぱ、チェルノブイリ原発事故後の奇形動植物のいる森を彷彿させる‥


また今作は終盤まで、これと言った凄い特撮もなければ、特殊兵器も全く出てこず、多分、セットもアナログ的な作りだと思うんだけど、
作品は絵的に芸術作品のようで、ワンカットだけ見るとアート作品を見ている感じ‥

カメラワークも、絵とか芸術とか興味ない人にはダサくかったるいかもしれない。


さて、今作は徐々に拡大しつつあるシマーと呼ばれる謎の光に閉ざされた領域 通称エリアXに女性だけの調査隊が送り込まれるお話しなのだが、
回想録からスタートする感じ‥

まぁ、それならそれでいいんだけど、所々で現在の場面に切り替わるので、ちょっとシラけてしまうw
原作とか関係なしに、ここは一気に最後まで調査隊の様子を描いてくれた方が良かった‥

ツッコミどころとしては、物凄い危機的な状況なら軍の設備やは包囲網はもっと大々的に描いてほしかったのと、
🦌🦌や👤は置いといて、襲ってくるのが変異した🐊や🐗程度で普通の武器で倒せるし、
ダラダラと進んで🌿に侵食されるなら、一層の事、小型のボートで海岸から 一気に灯台を目指した方が早かったのではないかと思ってしまった‥
時間が経てば経つほど何かと融合していくしね。

ただ最後のペプシマンみたいな奴👤の正体や
助かった二人の正体は何なのか? 謎のままである。

まぁ、好みの映画と違うのでスコアも低いしDVDも欲しいとは思わないのだが、謎も含めて何気に奥が深い映画なので、見ても損はないはずです。
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