アナイアレイション -全滅領域-の作品情報・感想・評価

「アナイアレイション -全滅領域-」に投稿された感想・評価

pepo

pepoの感想・評価

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「アナイアレイション」
エリアXのビジュアルは終盤に向かうにつれ薬物幻想的なまでにシュールさを増していく。理屈や整合性よりもイマジネーションを映像美に変換しようとする制作陣の気概が、強火でビシバシ伝わってきた。
作品の軸足の置き所は原作とは全く違ってたけど、これはこれで楽しかった
原作では「私(=生物学者)」(個人的な要素を避けるため名前は使われない)は無口で偏屈で時に大胆な変わり者だ。
その性格に起因する夫との微妙な関係性や、並行して挿入される思索的な過去のビジョン、クローラー(エリアXの怪物を彼女はそう呼んでいる)が綴る文字列、等々のモチーフは映画では全てカットされているけれど、自分的にはその辺り、特に彼女のキャラクターに惹かれたので、原作の方も興味のある人にたくさん読まれるといいな!と思いました 📖
ペプシマン?
タニ

タニの感想・評価

4.0
2019年19本目。見てる途中に「どうなるの?」を持続させ、最後まで眠くならなきゃこの映画の目的は半分達成してます。後半分は幻想的なのに地獄の映像、心理状態描写のおもろさ、答えを客に委ねても楽しめるミステリーホラーサスペンス要素。「I don't know」っていう台詞がめちゃでてきますが、見終わった後に日本語でその台詞を言ってたとしたらしてやられてます。個人的な解釈としては、主人公は意味なし浮気で自滅願望、夫含めて他のキャラもだいたい自分探しの自滅願望なわけです。自滅願望は哲学的SFに向いてるぜ!ひゅー!なだけです。簡単~!テーマ?考えさせられる?やめやめ!そんなの意味ないの!
tnsnkn

tnsnknの感想・評価

4.0
ゲームみたいで面白かった。
ごとー

ごとーの感想・評価

3.0
2019/03/19
字幕翻訳
なんだろう。最後の方にあるアレ。エクスマキナのキョーコ役の人だと知って納得した。一糸乱れぬ動き。すごすぎる。
エクスマキナからの人間とは何かって問題が続いている気がする。
前作ではAIと人間の境目。描いていたけど今作は生物学的?に人間たらしめるものはなんなのかって問うてるのかなと。
自分の腕を切るところはまさしくエクスマキナと同じ。
人の形をしているだけじゃダメ。声だけももちろんダメ。でも姿形も声も全て同じだったら?
自分も受け入れてしまうと思う。じゃあどこからが人間じゃないんだろう。難しい。

町山さんの解説を聞いて。これは信用できない語り手だったんだと気づいた。
特にラストにおいては本当に死んだ方がどちらなのかは彼女の口からしか聞いていないわけで。
進化のために死んでいくっていう話も面白い。
NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.7
Netflix
やたらとこういう終末SFやディザスターもの多くない?

映画ファンなめてんじゃない?
どうせこういうの好きなんでしょ?
こういうの入れとけば文句ないっしょ?
みたいな…

その通りです。
大好物…やっぱり見ちゃうな😃💦

大多数の人は基本…死にたいとか…人類滅亡してほしいと思ってないはず…
それなのになぜこんなに滅亡ものの映画がたくさんあって…ついつい観ちゃうでしょうね…

そうやって今まで様々な映画を観てきましたが…やはり映画的に派手な大災害やパンデミック…エイリアンや異次元からの侵略…こういうのが多いです。

だけど…おれは思うんですけど本当に人類滅亡するときって…もっと静かでぼんやりしているものじゃないか…

映画でいえばノーランの「インターステラー」…特に具体的な説明もなく農作物が育たなくなり町は砂嵐に包まれる…人々はゆっくりと疲弊していくように見える。
キュアロンの「トゥモローワールド」…
人類に子供が生まれなくなって十数年…このまま人類は滅亡するんだと諦め自暴自棄になっている人々…

これらの感じが人類滅亡の雰囲気としてはリアルだとおれは思ってます。
とにかくみんなモチベーションがなくなり脱力してる感じ…

そしてこの「アナイアレイション-全滅領域-」…
これは一部地域のお話しなのですがこれがやがて地球全体を多い尽くして人類は滅亡するんではないか?といった終末感に満ちている。
 
美しさとグロさ…そして何より理解できない気持ち悪さ…

異形の生き物…
砂地にまるでアート作品のように並べられた骨が印象的だった…

ナタリー・ポートマンいつまでも美しいな…

炊飯器の中の残ったご飯を忘れて長いこと放置してしまい…パカッっと開けたときに目にする極彩色の世界…
「うわぁ」
一瞬美しい!と思ったあと気分が悪くなるあの感じ…

静かにキッチンは滅亡していく…
とと

ととの感想・評価

4.3
精神的に追い詰められるのに、安らぎを感じられる奇妙な奇妙なSF作品。

めちゃくちゃ好きな雰囲気。
もはやアート。

劇中の音楽を担当した、作曲家のジェフ・バーロウがツボ。
過去に組んでたバンドの2ndアルバムが映像作家のクリス・カニンガムとコラボしてて、そりゃ好きなやつだわ。

映画館で観たかった。。
Kana

Kanaの感想・評価

2.2
映像がただただ美しい。
ナタリーポートマンも美しい。
ただそれだけ。
前半面白そうって思ったのに残念でした。

このレビューはネタバレを含みます

時系列がちらほら乱れるので見ていてイライラする。

極限状態だからしょうがないのかもしれないけど、仲間割れも面倒くさいし、前に派遣した軍人が役に立たなかったからといって女性5人だけで行かせるとか間抜けすぎる。

良かったのは不気味な進化をした猛獣だけ。
クマみたいな生き物が「助けてー」と声真似してにじり寄ってくるところは不気味だった。

「人は自己破壊をする」と高尚な事を言って、主人公が夫を愛してるとか言ってる割に「寂しかったから」と既婚者でもある同僚と浮気するとか。
それが原因で、夫は辛い任務に行き結果的に自殺をするし。
登場人物にも好感が持てない。


【ストーリーを忘れるであろう未来の自分用あらすじ】
生物が謎の変異を遂げる得体の知れないエリアを探索することになった学者の女性5人組。
凶悪な生き物に襲われたりして残ったのは主人公だけ。
なんだかんだあって脱出できたのだが、先にそのエリアを探索して脱出していた主人公の夫はすでに人間でないことが判明していた。
夫は主人公にも「君は本当に妻なのか?それとも?」と問うが、答えはなかった。
二人の目は怪しげな光を放っていた。
この監督は中々良い映画作るけど、今回のはぶっ飛び過ぎて頑張り過ぎちゃった感満載。面白くなりそうでならないやつでした。
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