Matsuzoh

SING/シングのMatsuzohのレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
2.5
最初は字幕版で鑑賞

しかし、どうもうまいこと引き込まれることなく、醒めた感じで見てしまったな・・・

歌はいいと思うけど映像でそれがよりよく感じられなかったような・・・
どうも若干リアル寄りの動物たちの絵の質感が苦手・・・
熱唱してるの観てても、若干醒める・・・

そして主役の劇場主のコアラのキャラクターが適当すぎてダメなキャラで、でも愛すべき存在・・・とは思えなかった

・・・そんな感想を持ちつつ、世界で唯一、アメリカの製作サイドに懇願して歌まで吹き替えたという吹き替え版を、飛ばし見で歌だけ見る

すると・・・歌はこっちの方がいい気がするだけでなく、チラチラ見た歌以外の部分の方も、全体的にこっちの方がしっくりくるかも?と感じる

特典映像も吹き替えで見れるものは見てみると、なんとなく主役もマシューマコノヒー(とは知らずに見てたけど)よりウッチャンの方が愛せそうな・・・
全体的にイマイチ、★2くらいの評価かなと思ったので吹き替え版はいいかな・・・と思ってたけど、あらためて観てみようか・・・という気になってきた

そしてあらためて吹き替え版も鑑賞

吹き替え版の方が楽しい雰囲気は出てると思いました

クール目なマシューマコノヒーよりウッチャンの方がコミカルさを感じられた
トレンディエンジェル斎藤さんもキャラに合ってた

ま、でも笑わせようとしてるんだろうけど笑えないところも多く、やはり字幕版でも心引きつけられなかったようにストーリーにはハマれない・・・

ものすごく大変なことになった後の、責任ある人とその周りの関係とか結構モヤっとすることの1つ
それまでのこと考えたら頭下げまくらねばならない人が、なぜか逆に心配されるとか、なんかちょっとなあ・・・と

字幕/吹き替えを比べてみるのはいろいろ面白かったですけどね

・字幕「中国紅茶」のところ、吹き替え「ラプサンスーチョン」という原文のままカタカナ。ものすごく謎の飲み物・・・
・きゃりーぱみゅぱみゅ軍団は字幕版でも日本語しゃべってて言葉通じない位置づけ。字幕版は彼女たちに日本語で伝えようとして、ものすごく失礼なことを言って怒られる流れ。
吹き替え版でも彼女たちは日本語でしゃべってるから言葉通じそうなのに、なぜか「外国人だから」と英語で伝えようとする。けど、言うことは微妙とは言えそれほど失礼でもないので、怒らせるにはパンチが弱い気が・・・
なかなか不思議

とは言え、ここはなかなか処理が難しそうですね

トータルでは吹き替えで若干上げるも、やはり微妙な評価
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