Rosso

SING/シングのRossoのレビュー・感想・評価

SING/シング(2016年製作の映画)
3.2
この手の映画は当初結構敬遠してたんですがズートピアでその偏見は間違っていたと素直に見直し、TOHOシネマズ行くたびに、ぼぐだぢの山崎紘菜たそがイルミネーションイルミネーション言うからな、ついつい期待して借りてしもうたが、うーん不可ではない... って表現が最上級かもな〜
(字幕版で視聴)

あのコアラ、救いの余地あるか?
彼氏が出来たら絶対重い愛を拗らせそうなミーナちゃんがあそこでハレルヤ歌ってなかったら一生洗車屋やろし、彼の努力や彼の人柄で歌い手そして観客を集めたようには見えないんだよなあ。
運の良さだけが取り柄のガチクズにしか映らなくてな。

ネズミもそう。
まあな、性格に難ありでも純粋に上手いものはそれを褒めようみたいなのも一理あるけども。
彼の見えない罪とふしだらな生き方に対して自らのアンサーが “マイウェイ” なのはちょっとな〜

2匹共々そういう奴はいつまでたってもそういう奴だ って風刺と捉えればまあある意味現実味を追求してんなと思いますが、うーん。

まあズートピア同様、何らかの生き物で世界観表現してますが、人間より人間らしい所作振る舞いの描き方はもう抜群でした。

グンターとロジータ、すこ。
グンターの個人エピとか超観てえ〜。普段何しててどんな豚生経てきたんやろ。
余談ですが、字幕視聴後に吹き替えがトレンディ斎藤と坂本真綾さんと知って急いで歌唱シーンだけ追いましたよ。
その他のキャラも吹き替えなかなか豪華なのな。

...まあ総じて上手かったとは思うし、お歌もお耳が幸せでしたが、コアラとネズミがどうしても個人的に解せず、好きな映画にはなり得ませんね、止む無し。
Rosso

Rosso