郵便配達人ジョゼフ・ルーランの息子アルマンは、父の友人で自殺した画家のゴッホが弟テオに宛てた手紙を託される。
全編が動く油絵で構成される珠玉アートサスペンス映画!
カフェが郵便配達人がタンギー爺さんがお医者さんが、う、う、動いてる⁉︎
この感動はとても言葉に出来ない。なんという映画なんだろう✨
テオはゴッホが死んで半年後に死んでいた。誰に手紙を託すべきか、アルマンはたくさんの人にゴッホの事を訪ねて歩く。
物静か、孤独、邪悪、みなそれぞれのゴッホがあり、アルマンはゴッホ像を掴みきれない。ゴッホは絵を描く事でしか自分を伝えられなかったのかもしれない。
ゴッホの死も謎めいてくる。ゴッホの病気は回復していて落ち着いていた。自殺をする理由がない。ゴッホの死の真実は…。
ゴーギャンとの生活。これが間違いだったのかなぁ。あんな激しい芸術家同士が一緒に暮らすなんて無理だと思う。
ゴッホはトキワ荘みたいな宿にしたかったのかな。画家たちが切磋琢磨して絵を描く。
でも、来たのはゴーギャンのみ。しかもあんな事になって。どれだけ傷ついただろう。ゴッホはただ繊細なんだと思う。
ゴッホの絵は、生前一枚しか売れなかった…なんでやろう、やるせない。