この映画好きですよ、ぼくは。
姉貴の婚約者がまさにこの類の人で、
何話しかけてもキチンと返してこねえなコイツ...と訝しんでたら、27で一級建築士を取得しだして震えたよ。おちゃらけた姉貴の見る目はいつも正しい。
こういった人たち(この言い方には違和感があるけど)は、自分の苦手なモノを理解しはじめるとホント滅茶苦茶強くて、営業を辞めてから成績が前年比12倍くらいの伸び方をする義兄さんを見ていて僕は内心穏やかじゃなかった。ぼくはその頃契約だったからね。
ただ、姉貴に隠れて、友達の結婚式のスピーチ原稿を書く手伝いを頼まれたときはすげえ嬉しかったなあ。
これを優越感と言うのか親近感と呼ぶのかは分からないけど、その時から少しづつ考えを改めました。ちなみに後で姉貴にバレたらしく夫妻からごはんをご馳走になったよ。姉貴には黙ってたけど飯の前に義兄さんに靴も買ってもらってんだよ俺。
今べらぼうに酔ってるので何ともまとまらないけど、
「知ってる？どんな人でもおんなじ人間だから(^-^)」
って笑顔でマウンティングされちゃうと意外に生きづらいよ。でもだからといって、特別な取り扱いをすることが、その子たちに正解なのかは分からないので、
この映画も、レインマンもアイアムサムもそれぞれに正解があって欲しいと、それぞれにお母さんやおとうさんの優しさがあって欲しいと、
愚かながら思った。
何の結論も出せないおじさんの戯れ言だと笑ってくれー！
