いやぁ、凄い！近年の「職業 殺し屋」系映画の中でも、唸るぐらいの完成度でした。
ジョン・ウィックがガチの殺し屋なら、本編主人公のクリスチャン・ウルフは「能ある鷹は爪を隠す」系の殺し屋。
しかも、ジョン・ウィックにはない、「なぜ彼はそれほどまでに技術が高いのか？」を最初からしっかりと描いており、淡々と殺しを完遂するのではない会計士としての「表の顔」を前半で描き、大企業の不正を暴いていき、後半から殺し屋としての「裏の顔」パートが加速していくという一粒で2度美味しいグリコ映画でした。
伏線の回収もしっかりと行なっており、ラストには「おおおおっ！」と声を上げる事間違えなしです。ただし、アクションの見せ方はややジョン・ウィックに軍配が上がり、今後の課題として感じるため−0.5点でしたが、本当に引き込まれる、秀逸な作品でした！
・・・いつか「ジョン・ウィックvsコンサルタント」やってくれねぇかな・・・（笑）
