恵雅樹MowHenry

レゴバットマン ザ・ムービーの恵雅樹MowHenryのレビュー・感想・評価

4.0
【吹替版】
●'17 4/1〜5/12単館公開
配給: ワーナー
ワイド(シネスコ) DOLBY ATMOS
4/1 20:25〜 福井コロナ シネマ3にて観賞
DCP上映 ビスタフレーム上下黒味によるシネスコ LPCM
パンフ未購入
※地元は字幕版上映無し。
軽く寝る。

おかずクラブのふたり、そんなに悪くなかった。一人がマライア・キャリーが担当した市長の吹替ってのが納得しなかったけどw
たぶん、そこをツッコミ所にしてテレビなどで弄ってもらおうという配給の浅はかな思惑なのであろう。
ロビンの吹替について
個人的には予告で担当したプロ声優(←こんな表現しなくてはいけないくらい素人仕事が蔓延っている)が良いに決まっているのだが、そんなに悪くはなかった。
後半になるにつれて自前のギャグ「そんなの関係ねぇ」とか「オパピー」とかやたら入れ始めるまでは。
収録していくうちに慣れてきたんだろうね。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」である。
山寺宏一は流石である。
歌も披露。
キングコングでの格付け名人が到底出来ない抑揚なく喋る演技。
でも、棒読みにはならない。
間とか呼吸とかいろいろ難しいのだろう。
吹替版オリジナルの主題歌は去年からお騒がせなアイドル事務所の歌。
そんなに悪くないけど、どうせソフト化の時は権利問題でオリジナルに戻されるから正直どうでも良い。
歌終わりのオリジナルスコアへの戻し方が相変わらずで、曲の途中からフェードイン。
交えやっつけ仕事過ぎる。

本篇について
話はなかなか良かった。
しかし、赤マントの人が極悪ゾーンに送った宿敵ってなぜラスボスで出なかったのだろう?
あとバットマンたちが某大ハリウッドスターの大ヒット映画の有名な台詞を聴いて大爆笑するんだけど、その映画はオリジナルの英語音声だった。
折角、その映画で吹替を担当した山寺宏一がいるんだから、その部分も吹替すれば良かったのに。