戦時中における
ドイツ市民の感覚が感じ取れて
とても興味深かった。
息子の死により戦争を進める政党への反発。
ユダヤ人をかくまうドイツ人の判事。
ナチス一色に染まりゆく流れの中であっても
「君死に…
ヒトラーへの反抗メッセージを書いた葉書を街に置く、という手段でほとんどの人が少なくても表面では政府万歳と思っている社会に反抗した夫婦がいたんですね… 信念の強さを感じさせられました。結末は予想はつい…
>>続きを読む戦争で息子を亡くした夫婦の物語。どこにでもいる夫婦がペンで戦ったという事実。挟まれる暴力と抗議カードの対比。英雄にならなくても信念があれば人は立ち向かえる。やり切れない思いに苦しくなった。喪失が動機…
>>続きを読むゲシュタポの記録文書を元にしたベストセラーの映画化。実話ベース。
1940年6月のベルリン。ナチス・ドイツの戦勝ムードに沸く中、ある夫婦のもとに息子が戦死したと連絡がくる。失意に暮れる二人だったが…
地味な作品だけど、戦争の虚しさ、残された者の悲しみが切実に伝わってくる映画だった。勝てない戦いとわかりつつ、それでも挑む夫婦の絆に感じ入った。警部が最後に取った行動もやるせなくて、いつまでも心に残る…
>>続きを読む悲しい…。
エッシャリヒ警部が特に、観ていて居たたまれなかった。あんな環境下でさえなければ、切れ者かつ人道的な人だったろうに。そうあり続けたかっただろうに…。クバンゲルさんとのやりとりが、遣る瀬無く…
君はこれで何かを変えられると思ったのか――?
この言葉とともに、主人公に残酷な3桁の数字が突きつけられる。絶大な力を前に、名もなき個人はあまりに無力だ。そして「力」より恐ろしいのは、その「力」を盲信…
© X Filme Creative Pool GmbH / Master Movies / Alone in Berlin Ltd / Pathé Production / Buffalo Films 2016