戦争によって一人息子を失ったドイツ人夫婦が、ナチスドイツを中傷するメッセージを書いた葉書をドイツの街中にこっそり置き去る。自由な報道を求めた夫婦であったが、葉書の存在を知ったゲシュタポに追い詰められていく。
全部で285枚書いたということですが、警部に届けられた葉書は267枚。残りの18枚はどうなったのでしょうか...。
『白バラの祈り』のゾフィー・ショルを思い出しました(ナチスドイツに抵抗したドイツ人女子大生です)。「ナチス時代のドイツ人は悪」と一概に見なすのではなく。ナチスドイツに抵抗した 勇気ある市民たちがいたことを、忘れてはならないと思います。