ヒトラーへの285枚の葉書の作品情報・感想・評価・動画配信 - 2ページ目

「ヒトラーへの285枚の葉書」に投稿された感想・評価

【息子を戦場で失った老夫婦の小さくも重たいかけがえのないカードたち】
ナチ政権下のベルリンでの実話物。政権に従う自由、政権を批判する自由、その自由と権利の重要性を感じられる。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.5

原作は何度か映画化されてるやつみたいですね。すごい。
戦争で息子を亡くした夫婦がナチ政権批判の小さなレターを街中にばら撒く話。

なんとなく見始めたらダニエルブリュールいた…😭💕
もうほんとドイツ系の映画みるとだいたいいる…だいすき…

ドキドキする展開ではあるものの起伏は少なく、わりと淡々とした印象。
わたしは好き。
でも原作小説ならそっちでいいんじゃないか?というかんじ。
とりわけ起伏のある話でもないのに、目が離せない雰囲気があって時間があっという間だった
安全な場所から批判をできるSNSとは違い、身の危険を冒してまで政府への反抗を葉書に書き続ける夫婦の話
淡々としてるけど媚を売らない現実味がある丁寧につくられた映画だと思いました
Nana

Nanaの感想・評価

3.4
実話と聞いて驚く、反ヒトラーのプロパガンダを二人で続けた夫婦のお話
淡々としている分、メッセージが伝わってくるし、夫婦愛も心にしみた
ライ

ライの感想・評価

3.8
実話。
息子が戦場で戦死。
息子を奪われた事で、夫婦はヒットラーを批判するメッセージカードを書き、街の中に置いていく。
一粒でも、ヒットラーへの反旗があがればと思い、命がけでやり遂げる。
胸が痛む思いだった。
ペンと葉書だけで、ナチスという大きな時代のうねりに対抗しようと戦った2人の夫妻の物語だったが、教訓を多く得られる映画だった。

SS(親衛隊)傍若無人に振る舞い、悪事を働くということを描く映画は今まで多く見たが、このように当時のドイツの一般人の生活にもクローズアップした映画はあまり見たことがなく、当時の「ハイル、ヒトラー!」が民間でも挨拶がわりになってる異常な様子や、市民同士が互いに見張りあうような恐ろしいシステムにはゾッとさせられた...

また、劇中にオットーが述べていた「一粒の砂で歯車に影響を与えることは不可能だが、その砂を一掴み、二掴みと投げ入れていくことでやがて機械そのものが止まる」という例えは、今の時代で考えるといい意味とも悪い意味にも捉えられるような気がして、とても深い例えだと考えさせられた。
SatomiN

SatomiNの感想・評価

3.6
ドイツ人が悪者の映画が多いけど、ドイツ市民も戦っていた人がいたんだなと‥
戦争を知らない世代だけど、ほんとに二度と戦争を行わないでほしい。
しばふ

しばふの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいた話。
戦争で息子が亡くなった夫婦がヒトラーに対して不信感を抱いてハガキに政権への思いを載せて街中に置いて回る。
それを見つけた警察が違う人を逮捕して人違いと分かっていながら殺させる。

最終的に夫婦は見つかって斬首されて人違いを殺させられた警部は集めた証拠のハガキ(裏にヒトラー政権への批判が綴られている)を窓から外にばら撒いて自殺。

最後のばら撒く事でちょっと一歩何か変わるのか…って少しだけ希望が持てる。
でもこうやってひとつひとつの行動の積み重ねが大きな動きに繋がるんだろうな…
何かを変えるのとか動かすのって一国民がやるのは本当に難しいね…

戦争に行きたくないから指を自分で落とすシーンは痛そうだった…そういう人たくさんいたんだろうな…
deg

degの感想・評価

-
ペンと葉書でナチス政権に抵抗しようとした実話を基にした映画。
事件の担当警部の心情の変化が印象的でした。
オットー役のブレンダン・グリーソンは雰囲気のある素敵な俳優さんでした。
くじら

くじらの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 アマプラで期限が迫っていたため字幕で視聴。

 ヒトラーやナチの体制に対して市民に立ち上がるように、カードを285枚書いて町中に置いた夫婦の実話。
 対フランスの勝利にわくドイツ。しかし、息子を亡くした夫婦は体制への疑問を持ち、カードを書くようになる。また、ユダヤ人のおばあさんを庇う判事など、体制ではなく、正義に従う人など、あの時代のナチに静かに立ち向かう人が描かれていた。
 特に手紙の捜査をしていた刑事が、手紙の筆跡を真似したり、手紙の発見場所を地図に打ったり、人物像や生活範囲をプロファイリングしていたのが良かった。親衛隊に犯人に当てはまらないが怪しい人物を解放したことを責められ、結局彼を殺してしまったところが、逆らえないことがさらに刑事を苦しめているようにも思えた。
 夫がミスで工場内でカードを落としてしまい、住所からようやく捕まえた時も、夫に妻を見逃してほしいと頼んだのにそうできなかったところも、親衛隊とともにグラスを夫に投げたのも、同調圧力とそれに抗えなかった後悔が見えたように思える。その罪悪感から何か欲しいものは?と聞き夫にカードとペンをと言われるのも、最後まで抗う夫の姿勢との対比も良かった。
 最後、267枚の手紙を全て読んで、一番影響されていたから、全ての手紙を部屋から投げ、自殺したのが、彼の抗いだった。

 夫婦の手紙や2人の絆の描き方、手紙を置く時のスリル、それを捜査する刑事の心の動きなどがよく描かれていた。体制に疑問を持ち、正義を自分で考え、行動に移すことの大切さを考えさせられる。