てぃだ

アスファルトのてぃだのレビュー・感想・評価

アスファルト(2015年製作の映画)
3.7
 日本映画で最近やたら多い「田舎」や「団地」を舞台にしたタイプの映画。そういう映画を見る度に、田舎という場所が「閉塞感」や「不満感」「生きづらさ」「日本という国の抱える矛盾の行き詰まり」の象徴のように描かれることが多くて(実際そういう部分もあるとは思うんだけど)何だかあんまりいい気持ちはしなかったんだけど、こちらはフランス。うーん。よいわー。イザベル・ユペール目当てで見たはずなのに、最初なかなかユペールが出てこなくて面食らったけど、「エレベーターいらなくね?」で一人だけ修理代金払わなかったら、そのあとすぐにエレベーター使わざるを得なくなって、他の住民にばれないようにひっそりとエレベーター使う男のエピソードに大笑いしながら泣く。ユペールも相変わらずいい表情してるな流石大女優。個人的に一番ツボだったのが、TVでさり気なく流れてる『マディソン郡の橋』がフランス吹き替え版だったこと。いやー、ストリープとイーストウッドの声がフランス語で吹き替えられてて、しかも全然顔と合ってなくてもう大笑いwwwwwwはい。どうでもいいですね。はい。
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