Masato

トゥームレイダーファースト・ミッションのMasatoのレビュー・感想・評価

3.7

アンジー版のトゥームレイダーのリブートというより、2013年のゲーム版の実写映画化というような感覚の方が強い。

原作の新トゥームレイダーはついにトリロジーの最終章「Shadow of the Tomb raider」が発表され、賑わっている中で日本公開。

ストーリーのコンセプトは2013年版の原作ゲームとその続編「ライズオブザトゥームレイダー」を合わせたような感じで、父の行方を追うために邪馬台国と呼ばれる島を目指し、トリニティという犯罪組織と遭遇するというストーリー。
ゲーム版が「アンチャーテッド」のようなシネマティックアクションに寄せてきて、実写化もしやすくなったと思う。

ストーリーは淡白でそこそこだが、逃げたり謎解きしたりとアクション面で忙しかったので、気にならずに楽しく見れた。

というより、原作のゲームが大好きだった身としては、オマージュがいろんなところにあって、それを見つけていくのに楽しさを感じた。
原作は、2013年にララの若き頃としてリブートしてから、かなり生々しくてグロテスクな描写がたくさんあって、主人公のララがとにかく「痛い」場面に遭遇するのだが、そこをちゃんと忠実に再現してるのが良い。特に、ゲーム版で1番記憶に残る「お腹に枝がぶっ刺さる」めちゃくちゃ痛いシーンが再現されているのが嬉しかった。あと、タンクトップのコスチュームも再現されているし、ピッケルもちゃんと出てくるのが良い。前述した通り、ストーリーもゲームを下敷きにしているし、またゲームあるあるな展開が続くので、見事にオタク心をくすぐられた感じ。(ヴォーゲルがアンチャ3のタルボットにしか見えない)
そういった少し変わった視点からこの映画を楽しめた。

主演のアリシアヴィキャンデルはいままで気は強めだが、体は華奢な感じの役が多かった印象だが、今回は肉体改造して、マジの強キャラに変貌。筋肉ガチガチで惚れる。アンジーみたいなエロさはなく、逆に垢抜けてない感じが成長譚の主人公ぽくて良い。キャスティングが見事。
気になったのが、ニックフロストをそんな脇役で使うのかと勿体なく感じた。でも、続編にも出てきそう。

続編に期待。

主観的評価 39点
客観的評価 35点
74点