『最後にやっと三つ編みにします』
原題は「tomb raider」。
これは旧作の原題と同じで、つまりは「スタートレック」「ロボコップ」などと同じくリブート作品なんですね。
で、調べると内容は2013年に出て大ヒットしたゲーム版を原作にしているらしい。
ワーナーとMGMの合同製作作品。
たっぷり制作費もかかってる感じがします。
これ、もうガチで当てに来ています。
少し寂しいというか頭に来るのは、日本の無人島を舞台にしながら、日本が全く無視されているということ。主人公がこともあろうに香港経由で日本領に入って、さすがにお前それはねえだろと。
というか無人島にいたやつ、全員ちょっと放課後日本に顔出せや、状態です。
まあ「007 カジノロワイヤル」みたいにリブートを兼ね、主人公の若返りとエピソード1をやるのはいいんですが、それは「次」が確実にあってこそなんですがね。
といろいろ書きましたけど、私これ結構楽しめました。無人島に着くまではちょっとこれどうなるのという不安の方がありましたが、そのあとは割りときっちり楽しみました。
文字どおりのクリフハンガーの連続で飽きなかったし、主人公がずっと下着の上にタンクトップ着てるだけというのも目が離せなかった大きな理由の一つです、はい。
今回は時間の都合で吹替版を観ましたが、ララの声はゲームと同じ甲斐田裕子さんだそうで、こういう気を使った配役、大歓迎です。
ヒロインアクションの一作目としては十分合格点だと思うんですけどね、アメリカでは今空前の「ブラックパンサー」祭だそうで、他の作品は割りを食ってる状態。何とか次回作に繋げてほしいものです。
いろいろ文句言ってる人でも、アリシアに関しては不満はないでしょ?
あそうそう、今回久しぶりに日本版テーマソング、聞きました。あーゆーのって作品にもアーティストにもまったくメリットがないと思うんですけどね、どう思います、E-girlsさん?
劇場(吹替版)にて。18.03.30
2018#032