アンジェリーナ・ジョリーが主人公ララ・クロフトを演じて大ヒットを記録したアクションアドヴェンチャー映画「トゥーム・レイダー」シリーズをアリシア・ヴィキャンデル主演でリブートしたのが本作。設定は前作とほぼ同じだけれどゲームのキャラクターに容姿が似ているからというだけでアンジーを主演に迎えた前２作は主人公ララ・クラフトが超人的に強くて人間味が無かったのと演じたアンジーのドヤ顔が鬱陶しく物語のつまらなさも含めて正直何故ヒットしたのかいまだに判らない作品でしたがリブート版は邪馬台国の女王卑弥呼の死にまつわる謎を追いかけるという日本に深く関わりがある内容となっていてビックリしたけど終盤のインディージョーンズっぽい展開も含めアドヴェンチャーアクション物としては及第点をあげても良い仕上がりだったと思います。何より前作と違い主人公のララ・クラフトという人物を実に人間味溢れるキャラクターとして描かれていたのは嬉しかったです。演じたアリシア・ヴィキャンデルも本格的なアクション映画は初挑戦ということだったけれど筋肉モリモリなアンジーと比べ華奢な体つきなのに結構なアクションを披露していて凄かったです。アメリカ本国では期待外れとの声が大きいみたいだけれど自分は面白かったし是非とも続編は作って欲しいなと思いましたね。何よりアリシア・ヴィキャンデルがアンジーより可愛いです。
