叡福寺清子

トゥームレイダーファースト・ミッションの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

3.3
本作の最大課題は新たなララ・クロフト像を描けるかどうか.アンジー・クロフトが鮮烈だったので相当に高難易度な課題であるが,頑張ったんじゃないかしら.初めての冒険を選んだのは正しい選択だ.ゲェム自体をしらない人にもすんなり入りやすいし,何より質屋で2丁拳銃を構えたその姿は確かにララ・クロフトにみえた.その質屋であるがニック・フロストだよなぁと思ってエンドロール確認したら,名前出てこない!IMDBで確認したらアンクレジット扱いだけど,なんだろ?ゲェムのファンだから出演させてよー,ギャラいらないしーってお話かしらね.
OPにスクエニのロゴ登場で軽く笑う.そしてヒミコと来たもんだ.トンデモ日本文化は勘弁してほしいなぁと思っていたが,その心配は杞憂だった.ヒミコの墓が時代と全く合わなかったが,それくらいは勘弁してやるよ.あと殉死者の墓も.そのヒミコであるが,KUBOを思い出した.KUBOはあらたな日本人像を生み出したもんなぁ.まぁKUBOだから悪い気はしないが.
テンポよし,ダレなし,ゴギンズありで視聴は楽しかった.あとララ・クロフトはブルース・ウェインだったのね.