MONDAYTHEATER

サイドウェイのMONDAYTHEATERのレビュー・感想・評価

サイドウェイ(2004年製作の映画)
3.8
特集 アレキサンダー ペイン 前編

これは久々に見ましたが、面白い作品です。
劇でも漫才でも言えることですが、人を笑わせるというのは本当に大変でペイン監督は何度見ても笑える作品を作ったと思います。もちろん他の作品も好きですが、この作品は東京の映画館で見たこともあり思い出深い作品です。笑いのツボを知ってる作品だなと感じます。本当に良かったです。

日本の教育システムで中2にあたる学年で教師をしているマイルス(ポール ジアマッテイ)はワイン好きですが、離婚歴があり書き終わった小説が出版されるやいなやというところまで来ていました。そんな彼の親友ジャック(トーマス ヘイデン チャーチ)はとにかく女好きですが、結婚を1週間後に控えていました。そんな二人はジャックの婚前旅行へ行くことになりワインやゴルフを楽しむ計画を立ててるマイルスをよそにジャックは自分の計画を立てていました。

主演は去年ネットフリックスの映画「プライベート ライフ」が話題となったポール ジアマッテイ。彼はコメデイからシリアスまでできる演技派です。「レデイ イン ザ ウオーター」はさすがに無理でしたが、「それでも夜は明ける」にも出演しています。ジャックを演じるのは「スパイダーマン3」のトーマス ヘイデン チャーチ。今作ではジャックがだんだん落ちぶれていくのがポイントです。その他海外ドラマ「サバイバー」に出演していたヴァージニア マデイソン、海外ドラマ「グレイズ アナトミー」や「キリング イヴ」のサンドラ オーも出演しています。

監督は「アバウト シュミット」「ファミリー ツリー」「ネブラスカ」「ダウンサイズ」のアレキサンダー ペイン。彼はいつも人間の本省に迫った作品を作る感じですね。あのクルーニーを地に足ついたキャラにしてしまうんですから凄いですね。レイ ピケットの原作をペインとジム テイラーが共同脚色を担当しています。撮影は「ネブラスカ」のフェドン パパマイケルです。豪華なショット満載なのも今作の特徴です。

好きなシーンはステファニーがヘルメットでジャックを殴るシーン、マヤがワインについては語るシーンそして、ゴルフのシーンも好きです。それから結婚式でマイルスがヴィクトリアと和解ができたのは良かったです。あとジャックがバーでワインを飲んでる時にマイルスの教えを忠実に守っていたのは面白かったです。

いずれにせよコメデイとしては面白い作品です。ちなみにこの年のアカデミー賞ににノミネートされ「ミリオン ダラー ベイビー」に敗れたものの脚色賞を受賞しました。作品賞の他の候補は「レイ」「アビエーター」そして、「ネバーランド」です。いい時代でした。