「純白の野心は、やがて漆黒の狂気に変わる…」
ニューヨークのある一流バレエ団に所属するニナは、新シーズンの演目『白鳥の湖』の主役に抜擢される。上品な白鳥の演技は問題ないニナだが、官能的な黒鳥のそれに関しては不安があった。
急遽主役を演じることになったプレッシャーにより心身共に疲弊したニナ、彼女の周りで徐々に異変が起き始める。公演が近づくほど壊れていくナタリー・ポートマンの演技が素晴らしかった。ガチのスプラッター映画よりもよっぽど痛々しいシーンがちょこちょこあってキツイ。結末がそういうことなら、あの監督ってただのパワハラセクハラ胸糞野郎じゃないか?