エジャ丼

ブラック・スワンのエジャ丼のレビュー・感想・評価

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
3.7
「純白の野心は、やがて漆黒の狂気に変わる…」

ニューヨークのある一流バレエ団に所属するニナは、新シーズンの演目『白鳥の湖』の主役に抜擢される。上品な白鳥の演技は問題ないニナだが、官能的な黒鳥のそれに関しては不安があった。

急遽主役を演じることになったプレッシャーにより心身共に疲弊したニナ、彼女の周りで徐々に異変が起き始める。公演が近づくほど壊れていくナタリー・ポートマンの演技が素晴らしかった。ガチのスプラッター映画よりもよっぽど痛々しいシーンがちょこちょこあってキツイ。結末がそういうことなら、あの監督ってただのパワハラセクハラ胸糞野郎じゃないか?