ピナコ

婚約者の友人のピナコのレビュー・感想・評価

婚約者の友人(2016年製作の映画)
4.0
ドイツ語とフランス語が混じりあいながらの映画でした。
100年程まえの終戦まもない設定
戦争は愛する人を奪い、自由を奪い悲しみを残す。

友人を演じたのは『イヴ・サンローラン』を演じた方、線の細い方。正面からみると昆虫系?魚系の顔です(ごめんなさい)

モノクロの映像と色つきで織り成すストーリーはいつも観ている感じとは違う雰囲気の映画でした。物音にも役を与えている印象。特に足音。

婚約者のお墓の前で泣いているフランス人
それを遠くから見ていた婚約者を亡くしたドイツ人の女性
ミステリーなのかな~と思いながら観ていた。

なかなか余韻の残る映画でした。
さらにじわじわと。

映画『ひまわり』にも似た題材です。
戦争によって人生を変えられていく人達。
見ず知らずの人を戦争という名で殺し合う。決して望んだ事ではなく。

ラストのあの手紙、愛する人をこれ以上悲しませたくない。

新しい場所での出発と思いたい。
色が入ってくる。


お薦めしたい。



そして
『恋は雨上がりのように』…を観に行きたいなと思いながら今回も静かにこの作品を観賞する。