2023年、261本目。
戦死した婚約者の友人との出会いがアンナの運命を変えていく。
モノクロとカラーの切り替えが絶妙で、サスペンス仕立ての物語に引き込まれた。
優しくて悲しい嘘の連鎖には胸がキリ…
このレビューはネタバレを含みます
ルビッチの『私の殺した男』のリメイク
オマージュしている所はありましたがかなり違った物語になっていました
終戦後のドイツとフランスの街並みや当時のクラシカルな衣装などをモノクロ映像で雰囲気良く素敵に…
事実か嘘かあるポイントまで同化して展開される。視点の切り替わりと、語られる順番によって、物語が2転3転する不思議なプロット。
モトノーン、カラー、あとはその中間っぽいカラーリングによる、物語の不穏さ…
甘やかな展開を期待して見てはいけない
残酷だがリアルな物語
己の苦しみを押し隠し、嘘をつく者が前半と後半で逆転する
痛みを分かち合うことが決してできない2人とその残酷さ、
特にアンナにとっては苦しい…
粛々とストーリーは進んでいくものの、人物の相関、顛末が気になり最後まで鑑賞。
いささかの冗長さはあるものの、意外と最後まで楽しめた。
一人苦しむ主人公のプロットは妙。
モノクロは大した加点の対…
音楽も映像も美しくて引き込まれた。
モノクロとわずかなカラーのシーンがアンナの心の動きを感じさせる
戦争が終わった、とされても政治上の話で国民の心には戦争は残り続けるわけで。
きっとアンナがフラ…
大切な人を想うが故の、優しい嘘。
1919年、終戦後のドイツ。フランスとの戦争で婚約者フランツを失ったアンナは悲しみに沈んでいました。ある日、フランツの墓参りに行ったアンナは、彼の墓の前に花を手向…
©2015 MANDARIN PRODUCTION–X FILME–MARS FILMS–FRANCE 2 CINEMA-FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU