みー

オール・アイズ・オン・ミーのみーのレビュー・感想・評価

4.8
本当は映画館で見たかった作品。
いつもは旧作しか借りないけど、正月だから奮発しましたよ。
たぶん長くなると思います。
冒頭、
弁護士なしで裁判に勝訴した黒人女性、お腹の中には2パックが。
ストーリーはそこから始まる。
2パックの両親がブラックパンサー党ってのは有名な話ですが、とても聡明なお母さんだったのですね。
前半はデジタルアンダーグラウンドに入った経緯や映画「ジュース」のワンシーンなど興奮しまくり。
途中途中に本人のプロモ映像や音源が流れるのも良かった。
ノリノリで観ていたけど、
人種差別というキーワードは切っても切れない。
白人警察官に不当に暴力を振るわれるシーンはやはり気分がおちこむ。
そこからデスロウに移籍して、亡くなるまでをえがいているが、欲を言えば、なぜマキャベリー名義で音源を出したのか、
東西抗争についてももう少しビギーとの絡みがみたかったなー。
俳優陣は、スヌープの声が似すぎ!
ビギーもシュグも雰囲気でてたけど、フェイスエヴァンス姉さんはちょっと…
そして感じんの2パックは、ストーリーが進むにつれてどんどん似てくる。(アーティスト映画あるある)
総合して満足。
ディアママ最高!
ある程度アーティストの下調べしたほうがわかりやすいと思う。
解説は一切ないので。
みー

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